狂人日記

note始めました。詳しくは一番新しい記事で!

152 11/10 【第二回東大実戦 雑感】

2歳の妹とアルティメット・オバケ・ごっこを本気(ガチ)でしてたらアルティメット・首・負傷してしまいました。下を向くと激痛、横を向くと激痛。本番アクシデントの予行演習と思い2日とも受験しましたが、ほんとアホすぎて逆に笑えてきます。

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第二回東大実戦 雑感

(科目 難易度 自己採点/満点)

国語 67/120

*現代文は採点基準の記号①②…を用いています。

第一問 標準 20/40

 特に難しくもなく、かといって易しくもない標準的な問題。…と思いきや、蓋を開けてみればかなり減点を食らっていた。納得いかない部分もあるものの。所要時間50分。

⑴3/6点 ①×②△③○④× 自分は①のような語尾のニュアンスを欠落させてしまう癖があるので、その点は要反省。しかし模範解答の④は言い過ぎではないかと思う。たかが将棋で「被支配者に貶める可能性」?これは東大が最も嫌う、本文の引用に固執するあまり限定が不十分/過度(今回はもちろん後者)になってしまっているパターン。今回は模試なので点は貰えないが、僕の「打ち負かした」という表現がより適切じゃなかろうか。

→追:12/18 撤回します。傍線部「〜」は台詞であり、それは将棋ソフトの勝利を受けた人々が、その勝利をAIの超克だと一般化していることを意味します。ですから、この部分はその台詞の主体である人々の主観にニュアンスを沿わせて解答せねばならず、駿台の「被支配者に貶める可能性」という表現は必要十分で、正しい(と僕には思われる)解答でした。適当なこと言ってすみませんでした。

ただし解答全てが正しいとは思っていません。詳しくは答案返却後の№181(https://rounin-rojin.hatenablog.jp/entry/2019/12/17/125029)をご覧ください。

⑵2/6点 ①○②×③△④×⑤× 難しい。近代科学論における主客の分離は勿論予備知識として知っているが、「純化」を問われて「自律的主体」「客体として排除」を解答に組み込むというのは、論理に少しの(よく考えれば正当だが)飛躍がある。「…別個の対象である。」の「対象」が「客体」のパラフレーズだと気付かなかったのも、敗因の一つか。恐らく第一問で最も難しい小問。本番でも出題され得るけど、部分点掠め取ったあとは捨て。

⑶3/6点 ①×②○③×④△⑤○ ③「近代社会の正当化」のニュアンスは入れるべきだった。が、解説にも言及のある、「虚構と現実は混ぜ合わせられながら区別されるべき」、ひいては傍線部直前「その区別自体が近代的思考の産物」、この二つは①④に優先される要素なのではないか?問いは「『何か大きな錯誤に囚われている』とはどういうことか」。「錯誤」を具体化するのだから、見解Aが実情Bにどのように相違しているのか、を説明することが要求されている。ならばその「どのように」の部分、即ち先に述べた二要素が「錯誤」の論理の過程として最も大切なはず。要素①④も間違いではないが、①は②の修飾、④は③の裏返しに過ぎず、優先度は低い。………と思ったが、①は②を限定する役割、即ち主語に近い役割を担っていると考えれば、必要でもあるのか。僕は①の代わりに普通に「近代人は、〜」と書いたけど。でもこれ点来ないよな…。なんだか腑に落ちない。

⑷6/12点 ①○②×③×④○⑤△  「機械人間」というフレーズを組み込まなかったのはアホすぎる。馬鹿。②は正直捨てで、悔やまれるのは③…。これは当ブログでも構造主義でおなじみレヴィ=ストロースが出てくる段落の要素だが、完全に抜かしてしまった。というのも、段落末「…『動物人間』や『機械人間』は人間が生きる現在を規定し、…(☆)」という文の構造の保存を意識し過ぎた。規定という言葉は本文中何回も出てきているキーワード。そもそも本文全体の要旨は、対称的な人間と機械人間の「関係が」(まるで線対称な図形の対象軸のように)軸となって人間社会を規定する、というもの。人間vs機械ではなく、人間vs機械人間の構造を掴めるかが鍵だった。で、☆について解釈できることは、人間vs機械人間の構造になぞらえて、過去=動物人間vs未来=機械人間が、「規定」のダブルミーニングとして言及されているということ。対句を意識した書き方に加えて、わざわざ「規定」というワードをチョイスしていることからもこれは明らか。…うーん、こうやって書き出してみると、やっぱりこの対称構造を崩すのは愚策だよな。そういえば解いた時も、この構造をそのまま落とし込むと字数が足りないからカットしたんだった。結果から言って、採点基準上では「(aiは)人間と人間を取り囲む科学技術を媒介する(★)」という要素が要らなかった。模範解答の③と、その要素を対称性を保ったまま落とし込む僕の案と、字数を圧迫する原因になった★。★を削って改善案バージョンにするのが一番良い気がしてきた。少なくとも対称性崩してる模範解答の③は、「本文全体の趣旨を踏まえ」た解答とは言えない気がするな。

*ちなみに「規定」の流れは、近代科学論のみならず、アフォーダンス(言語論)を始めとして現代文頻出テーマの一つです。人間が何らかのアクションを起こすうちに、その行動が客体に逆に規定される。「規定」やそれに類似する表現があったらすぐ反応できるようになっておいた方が良いでしょう。確かアフォーダンスはセンター2018あたりでわかりやすい文章が出題されていたはずなので、ご存じない方は一読してみることをお勧めします。アフォーダンスも言語の三大機能(あとの二つは分節と理解、共有の手段)としてぜひ知っておくべき概念。

⑸6/6 「盤石」のジャクがどうしてもわからなくて、ギリ思い出せたのは残り10分ごろ。あっぶねー、今回のセットだとこの2点が馬鹿にならん…。

 

第二問 標準 20/30

  ちゃんとした古典の文章ではあるが、最後の激ムズ和歌を除いて設問自体は簡単なセットだった。古文捨て勢と単語と文法はしっかり抑えてる勢の間で大きな差がつく問題だったと思われる。僕はおそらく及第点は取れたほう、だと思う。所要時間25分。

⑴イ 3/3 易。

ウ 3/3 易。

エ 3/3 「こ」が三人称代名詞、即ち姫君を指すかどうかで悩んだが、杞憂だった。

⑵ア 4/6 「生きていますような限りは」ってお前…。流石にこの婉曲は省略したが。婉曲に限り不自然な場合は省略可、この原則を採点基準が採用しているかどうか。そして「侍り」を「お仕えする」と謙譲で解釈してしまった。模範解答は丁寧で解釈している。僕は古文に弱いのでよくわからないのだが、ここの差はなんなんだろう…。もしわかる方がいらっしゃったら、是非コメント欄で教えてください。

カ 4/4 最も差がついた問題だと思われる。たぶん。古文苦手な身としては、正直ガッツポーズ。女房をはじめ、主体としての身分の低い使者が省略される古文のクセに慣れてきたみたいだ。よし。

⑶3/4 「栄達」ってワードはぱっとは出てこねえよなあ…。と思って古語帳見てみたら、「世にあり」、載ってた。でも①この世に生きている②世間に認められている、の二つだけ。ストック。文脈から「昇進」にしたけど、ベクトルは合ってるので部分点は貰えるはず。

⑷0/7 難。「たちかへり」知らん。そもそも中心からズレているが、「我が身に添へて」の部分が、結局現代語訳レベルで意味わからなかったので仕方ない。面影を自分の身に添えるってなんやねん💢宮の姫さん、日本語できないんすね〜うぷぷ(笑)

 

第三問 標準 19/30

 第二問から一転、全体は読み易いものの設問への解答が難しい問題。そもそも読解自体が難しくなってきている近年とはやや異傾向だが、2010年代前半の東大本試には近く、良問と言える。所要時間20分。

⑴a,b,c12/12 東大標準レベルに極めて近い良問。文系としてしっかり取れたのは嬉しい。弾「劾」裁判所は民→裁判官なので、主体が高い身分の人間になり得るか少し戸惑ったが、ほかに「劾」を用いた言葉を知らないのでそのまま書いて正解だった。

⑵3/6 簡潔な説明が思いつかず、直訳でゴリ押し。「食」は「生活」に一般化して良い、と言われてみれば納得もできるが、自力でできるかと言えば微妙。及第点と言ったところか。

⑶0/6 地味に難しくないか?耳目を任せない、で自力で動く、なのか…。うーんキツイ。そして「明」は「賢明」なのね、公明しか思いつかなかった。言わざるを得ない、に部分点がこないのも痛手。

⑷4/6 ⑶部分がそのまま抜けて減点。ただし、「清潔」は「清廉」のほうが適切では?と苦言。まあ清潔でも問題ないとは思うが。

 

第四問 標準 8/20

 全体的に綺麗な二項対立で認(したた)められた美文の出題。「ノスタルジーで『貧しさ』を美化する資格はだれにもない。」は心に響く一文だし、それに続く「『受容』と『欲望』をどうしたら対立させずに、…」はしつこいまでの二項対立に見事に収拾をつけていて、一読目には思わず唸ってしまった。ただ、随筆にしては構造がかなり緻密なので、どちらかといえば第一問に近い。つまり文芸文特有の捌きにくさ(文脈判断など)みたいなものはなかったので、比較的取り組み易い問題だった。そしてそのくせに失敗…珍しく、第四問が今回の戦犯となってしまった。所要時間45分。

*採点基準a,b…をそのまま用いています。

⑴3/5 a○b× 第一問でも言ったが、bのような術部の処理ってどうすればいいんだろ。ここが当面一番の課題な気がする。

⑵3/5 a○b× 理由を問う問題ながら、主題が「皮肉」なので解答テンプレートの組立は容易。だからここは取らなければならない問題……………しかし!話を「死」「恐怖」にまで持って行ってしまった。もちろん過剰な限定なので、要素丸ごと欠落することになる。繰り返し表現のキーワードを拾うことに気を取られすぎて、問題の要求からズレて解答してしまうという、一番やってはいけないミスを犯してしまった。反省。

⑶1/5 a×b△ aは文脈から推論できる妥当な要素。もちろん難しいポイントだが、本番ではこういうところを全て捨てても80点はちゃんと取れる設計になっているので、今はできなくても我慢。僕の実力ではまだ不十分。

⑷1/5 a×b△ ここがほんっとサイッアク。この問題こそ、簡単じゃないながら僕の実力で得点できる問題だった。まず文学の文脈をガン無視してしまった時点でクソ。たしかに「歌」を文学に結びつけるのはやや発想に難があるが、でも他の設問で文学がポイントになっていないことを考えれば、十分攻めこむ余地はあった。そして歌そのものを文学と抽象化して答える段階に行けば、あざといまでに注に記された「混」交、「混」成から、「混合」というキーワードを組み込むこともできたはず。現に「マジックリアリズム」の下にでっかく『混』!ってメモ書きしてあるし。本文5行目の「共存」と後半の最重要キーワード「希望」は引っ張ってこれてたから、この部分さえ着目できれば満点を狙えた。僕なら十分できる範囲の問題だったし、やや難だからこそ差をつけられる部分でもあった。もったいなさすぎる。最後の小問にして、国語全体でもっとも反省の残る小問となってしまった。

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数学 20/80

国語に対してこっちは書くことほとんどない。入試本番と同じ状況に陥り、何もかもがダメになってしまった。それはただの緊張にすぎないが、僕の場合致命傷になり得るのは自覚している。発端は河合で失敗した精神的負担が重荷として肩にのしかかっていたこと。去年でさえ偏差値70超えてた科目が、今年になってできなくなっているのだから、その焦りは当然とも言える。そこで今回はリベンジするぞ、と色々な対策を練り、時間配分まで何パターンも想定して試験に臨んだ。今思えば意識を過度に集中させすぎていた。結果、問題文を読んでもその内容を脳が認識できないほどの緊張状態に突入。何故か意味もなく5分ほど硬直する場面さえあった。そんな今回の、大問別の配点を見ていく。

第一問 易 0/20

 何を思ったか、円に接する四角形と台形を取り違えて対角の和=180°で処理し、cosがキモい値に。部分点くれるわけない。でももう普段ならこんな問題どうあがいても一瞬だし、もうどうしようもないっていうか、ほんと涙が出てきそう…。

第二問 標準 10/20

方針はあってるが ⑴で計算を間違えて⑵もそのまま死。⑴はn=1も同じ値になったことで安心して検算しなかったが、それは慢心にすぎなかった。てかいつもなら絶対n=3まで確認用に求めてるのに。試験中何を考えていたかよく覚えてない。

第三問 やや易 0/20

条件「|p|≦2」をメモった瞬間、あー絶対値含む軌跡か、これ図解的考察しないきゃできないんだなと何故か勘違い。これは条件式だから絶対値は式処理ででてこない。もう今思うとほんとにわけわかんない。で、そんまま、何故か、白紙。初見の3分以外触れてすらいない。こんなこと本番ですらしなかった。人生初、「見た瞬間捨て」。ナゼ?そしてさっき解いたらアホほど簡単だった。はー

第四問 標準 10/20

今回唯一まともに取り組めた問題。が、時間が足りず。あと1分あればもう10点獲得できたのに。

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解答自体は模範解答よりも美しい良い解答だと思うんだけどな。書ききれず、おわり。わけもなくぼーっとしてた時間がなければ1冠はできたかと思うと…あーーー

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こんな感じで数学は本当に散々でした。前回の65点から実に45点減。あーーーーーーむなまゆこのまはやーらなあ阿田和からめほむややんりねりのこほのてのやクソクソクソクソクソクソクソあやかなやむやわ?るはら ちなみにこういう時以前の僕なら死にたいを連呼していたところですが、希死念慮と向き合うようになってから「死」という言葉を簡単には口に出さないようになりました。人間的成長を実感させてくれた数学クン、ありがとう!!!は?

…しかし以前にも言った通り今の僕の政策は「数学失敗からの立ち直り」です。その点で、少なくともメンタル面では非常に上手く行った2日目について、ということで続き。

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世界史 33/60

第一問がクソ。それ除けば及第点か。欲を言えば第二問でもう一歩稼げたけど、これが今の実力。

第一問 標準・悪 11/26*満点は予想

本当に腹立つくらい悪問で腹が立つ(?)。安保理とかユーロとかは創設事情でも問題点でも変遷でもないし、ECSCのくだりの愚直な並列とかお前は本当に東大世界史を解いたことがあるのか??????と。んなの書かせるならPKOの具体例とかで加点せんかい。アホ。ASEANは問題点ないんですか?連盟に合衆国が加盟しないのは問題ならASEAN東ティモールが加盟しないのも問題じゃないんですか?小国だから、ということなのか。でも東ティモール問題とか言うけどな。EUの問題点が移民ってのもようわからん、移民含める経済・社会的先進国への負担が問題点であって、その具体例としてブレグジットがあるのでは?ブレグジットありきの解答例が正しいとは思えないが。……と息巻く一方で、反省点も残された。字数配分。時間の詰まりもあいまって、ASEANに90字程度しか割けなかった。正直書くことが思いつかなかったというのもあるが、600/4=150字書く前提で構想を練っていれば+3などは書けたはず。10とかaftaまで書くのは並列が愚直すぎると思うが。本番でこんな問題(600字を150×4の図式にし、さらに知識を列挙させるだけの問)はでないはずなので、あまり気にしない。知識レベルでは十分理解できていたのは良かった。

 

第二問 やや難 12/23*満点は予想

*採点基準の記号①②…を用います

⑴a 2点 ①○②×③○  易。「教皇が叙任権を得た」というくだりは書いたが、それで②はもらえるのかな。

⑴b 2点 ①○②○③×④× 」が書けなかったけど、丸もらえるかな…鉄製農具と並列させたからそこでお情けくれると期待。③④に関しては難しい。詳説で強調してた現物経済→市場経済→農民の成長、みたいなことを書いたけど、的はずれ。捨てかな?慶應で中世の農民共同体に関する授業があったけど、あれ受けてれば取れたかもしれない。初回ガイダンスで水筒を開ける\ポンッ!/て音が静かな教室に響いて、それがトラウマで二度と行かないと決めたんだよな…。精神が人間生活に適していない、もはや何故仮面したのか。

⑵3点 ①○⑵○③○④× 多分3点満点なはず。現役生にはキツイかもしれないけど、これ過去問(2017第二問)踏襲した問題なんで、過去問やってるやつ有利です、あまり気にしない方がいいよ。

*ちなみに中世ポーランド史に関する、当ブログ自作問題シリーズ最大規模の論述問題記事があります。今回振るわなかった人は、ぜひそちらもご一読。▼

https://rounin-rojin.hatenablog.jp/entry/2019/06/26/201446

⑶2点 ①×②×③×④×⑤○⑥○⑦× ⑤に関しては「フランチェスコ」と言及してないので、点もらえないかも…。何書けばいいのかわからなかったので、アンセルムス、アベラール、オッカムを順に書きまくった結果、惨憺たる有様に。アクィナスかー、うーんきついなー。やや難?でも文化史までちゃんと抑えてる人には簡単なのかもしれない。河合の明末清初文化史もボロボロだったので、やはり文化史がガバガバ、ということになる。うーーーん差がつく問題かも。つけられた側だ。にしても文化史やれ警鐘鳴らしたいなら第三問で鳴らせよ💢第二問で出さないでくれます?東大受験生なら教科書隅々まで読めよォ!ってニヤつく出題者の顔がありありと浮かんでウザい💢…いや、これに関しては馬鹿な僕が悪いな…でもウザい…。

⑷3点 ①○②×③○④○⑤×⑥× 典型なのに失敗した理由は、康熙帝雍正帝を、雍正帝乾隆帝とずらしてしまい⑤と⑥の二要素をガッツリ落としてしまったこと。やっぱ知識がユルイ。

 

第三問 やや難 10/11点

「ヘースティングの戦い」を、「ヘースティングの戦い」としてしまった。これはどうなるんだ。英語だとs表記だけど。それ以外は全部合ってた。パレンバン、ヒッパロス、力織機あたりは間違えた人多いのかな。かなり難し目のセットだった。河合同様運も味方して高得点できたけど、一問1点だから大したアドじゃない、かなしー。

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地理 25/60

典型は取れたが、標準レベルの思考問題を落としてしまった。やはり30は欲しいところだが…まああまり時間もかけられていないので仕方ない。

*採点基準が明示されてないので、点数は適当。故に雑感もざっと。

第一問 10/20

A⑴⑵○  いずれも典型。⑶× 捨て。⑷× 標高と傾斜、としてしまった。風かー思いつかなかったな。⑸△「砂防ダム」ってワードが出てこなかった。アホ。

B⑴○⑵△典型なのに落としてしまった…日本の天気

周り苦手なんだよな。要復習。⑶× 何故か思いつかなかった…⑷△及第点

第二問 7/20

A⑴×観光客多い→cをシンガポールとしたせいでオワリ。⑵△ドイモイで部分点⑶△これも部分点。こういうところ取れるようにならないと本番も40安定はしないんだろうな⑷○典型。

B⑴○⑵×エネルギーに「依存」なんだ…普通に知らなかったんだけど。⑶△部分点。

第三問 8/20

A⑴○⑵×難しい。捨て。⑶△模範解答が問題要求に答えられていると思えない。よくわからんなあ

B⑴○⑵×難しすぎる!これも模試特有の捨て問⑶△「仕事と家庭の両立支援策」は書けなかった。先進国福祉の並列要素として本番でも出題されうる。ストック。⑷×「社会進出しない」、とか一夫多妻とかを書いたが、そもそも「性と生殖に関する健康と権利」という概念に基づいた出題らしいので、多分部分点なし。にしては問題文がわかりにくい気もするが、どうせ答えられなかったので良い。予備知識自体はストック。

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英語 72/120

1a 6/8

模範解答に納得がいかない…全体的にバランスがおかしい。④を短くし、②を消せば第二段落の内容を詰め込み、固定観念→偏見の構造を組み込めるはず。僕は②抜かしたけど、ここってそんなに大切か?③で包含しきれてるし、本番の記述も③が大切な部分のはず。うーーーーーーーん稼ぎどころなのにな。僕が悪いのか?

1b 6/14

あと2点ほしかった、でも最低限は取れた。前にも言ったけど苦手なので。解き終わった直後は満点を確信したけど、そこまで甘くはなかった。

2 (14/28で計算)

雑感割愛

3 20/30

感想を見て回った限り易化だったぽいので、そのぶん高い点が取れた、というイメージ。でも20点台取れるのは苦手な身としてはかなり嬉しい。代々木もこの調子でいきたい。ちなみにどうでもいいけど「易化」は正しくは「イカ」と読む、難易度の易なので。

4a 6/10

5分で稼げるだけ稼いだ、及第点。

4b 9/14

今回1番の反省パート。まず反省①intrigueを忘れた。鉄壁レベル!反省②when it comes to〜を散々悩んだ挙句失敗。〜にはVingだけじゃなくて名詞も来るのね…。lie in storeは普通に知らなかったし、解体にも載ってないレベルなので捨て、でいいのかな。稼ぎどころなのに低目に落ち着いてしまった。やや難だった気もしないではないが。

5 11/16

易!ながら、設問単位でポロポロ落としてしまった。muster「〜を召集する」は知らない!この位置合わせれば2点取れたかと思うと悔しいが、ギリ捨てか。無冠詞には引っ掛かったんだけど…。Fは最悪。No,I wouldとかいうぶりぶりうんこ選択肢を踏んでしまった。アホ。…まあ全体では及第点かな。

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こんな感じで、全体は217/440点でした。全ては数学のせいだ…。どうすれば良いのか。ちょっと考えてみますが、その前に、まず病院…。

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151 11/4 【指針13】

鬱直後にオープン感想なんて余裕あんなこいつ〜仮病か?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、おそらく僕の状態に最も近い病は「躁鬱」です。テンションの乱高下。今は比較的「躁」期であるということ、そしてまたこれからいつか「鬱」が再来するであろうということは、一応ここに記しておこうと思います。

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昨日

出題者は世界史はできても日本語はできないようだ。一生一問一答しとけバーカ。まあ僕はそもそも世界史ができないから、まずはそこからだけど。今夜一問一答買います…。(№150より)

こんなことを呟きました。なんとこれは嘘じゃなかった!宣言通り

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山川一問一答を購入。あわせて数学公式集も買ってきました。この時期に公式集!?その意図とは!?ということで、オープンを経ての、新たな指針を。

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指針13

国語

 古語集+過去問②③④を中心に。最近現代文がバカになってきているが、全体から見ればまだできるほうなので、割合は少なめに抑える。

数学

 公式集を暇なときにパラパラ読み進めつつ、模試過去問を演習形式で解いていく。センター過去問は東大模試ラッシュが終わるまで放置。

公式集の目的は三つ。一つ目は、申し訳程度のセンター対策に、データと分析、集合と論理を基礎から復習すること。二つ目に東大対策として、基礎公式の証明を一から暗記すること。皆さんご存知の通り、今から20年ほど前、東大で加法定理の証明が出題されたことがある。あれは2000年度前後の東大入試改革の潮流の一端にあった。そしてこれもまた皆さんご存知の通り、今年度を境に大学入試制度が大きく改革される。そう、何を隠そう僕は、今年度の数学入試で、大学入試制度改革を機に基礎公式の証明が出題されると睨んでいるのだ。特にベクトルが教育課程から外れることから、点と直線の距離の公式の証明あたりが出題されると読んでいる。令和初の東大入試、20年前の灼熱の阿鼻叫喚は喉元を過ぎて久しい。何か仕掛けて来るに違いない、少なくとも僕はそう思っている。そして最後の目的は、僕個人の数学に対する一種のケジメ。最も苦手だった故に最も時間をかけ、今では最も得意になり、成績でも精神面でも何度も助けてもらった数学。浪人してから放置し続けてきたし、さらに受験が終われば触れる機会はほぼ消失してしまう(現役の頃は整数論だけでも独学で勉強すると息巻いていたが、浪人してから学問全般に辟易するようになってしまったため、おそらくそんな高コストな自学はもうできない)。僕の大学受験で最も豊かに悲喜交交を孕んだこの科目を、今一度基礎から見つめ直して、綺麗に締め括りたい。文系という数の世界と疎遠な畑にいる身ながら、今まで手足のように使ってきた彼らと真摯に向き合って、僕の浅く短い数学人生を終えたい。例え証明が出題されなくても。そんな想いで、公式集を購入した。

とは言っても、秋も寒くなってきた今日この頃。そう悠長に復習する暇があるはずもないので、一目見て理解していると判断したページは即飛ばす。効率的に進めるよう心がけたい。  

死ぬほどどうでもいいけど、フェミニストは数式を指す三人称代名詞「彼ら」にも「彼女ら」をつけ加えないと激昂するのだろうか…。

 

英語

 リンガメタリカと模試過去問をひたすら回し続ける。英語確シリ、英作確シリ、鉄壁、解体…英語で触れたい基礎参考書は山ほどあるが、今の進め方で成績が悪くはないということ、そして他科目との兼ね合いから全く触れられないでいる。せめて鉄壁と英語確シリだけでも、センター前に一周できれば良いのだが…。

世界史

 最近馬鹿みたいに時間をかけてきたので、少し抑えめに。山川一問一答と過去問を合わせて1日二時間くらいのペースで進めていく。正直もっとしたいが、時間が足りない。

地理

 12月前には基礎を固め直したいので、村瀬センター地理と、統計データ本の暗記を進める。実は過去問全然進んでない。12月はセンターと二次の対策を同時に進めることになりそう。世界史が侵食していたぶんのツケが、かなり重くのしかかってきている。

理科基礎

 化学基礎は放置。地学基礎の地史・宇宙分野を、代々木模試までに一通り暗記まで済ませ、できればその分野の過去問も解きたい。ここさえ抑えればあとの壁は化学基礎の演習くらいなので、この計画が順調に進めば当日95以上も楽に狙えるはず。

勉強全般

 これらは今「躁」だから言えること。いつ鬱が来るかわからない。避けられないものは仕方ないから、対峙の仕方を少しでも丁寧にする。まずは心身共に無理はしない。そして鬱が来たらとりあえず療養に専念し、回復を待つ。いつできなくなるかわからないから、できるときにできるだけやるのが肝要。

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話は変わりますが、東大\ジュケン/生ランキング、もしかしたらまた抜けるかもしれません。鬱云々は関係なく、単純に他の人の成績を見ないようにするためです。ランキング入ってるとどうしても拝見してしまいます。楽しませてもらうのは良いのですが、以前言った通り、秋模試は判定・偏差値・順位を見る気はありません(掲載は拒否しないので、僕の成績が気になる知人諸氏は、載ってたらそういうことですし載ってなかったらそういうことです)。まあ決断したらその旨ご報告します。

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150 11/3 【第二回東大オープン 雑感】

鬱に関して垂れ流した自分語りを最後に失踪していました。お恥ずかしい…。消そうかとも思いましたが、たくさんの方々が励ましのコメントをくださったので、やめにしました。皆さん、ありがとうございました。

で、そんな鬱半ばに受けたオープンの雑感を軽く書いていきます。通常進行に戻る感じです。じゃあ早速(これ以上この話題に触れていたくない…恥ずかしすぎて)。

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第二回オープン 雑感

(自己採点/満点)で表記。自己採点は裁量が感覚に頼った部分も多く、暫定。

国語

第一問(25/40 →訂正20/40 復習過程でぽろぽろミスが見つかりました…)

 標準、良問。文章量、文章難易度、設問、共に東大標準に沿った良問。⑴⑵⑶は解答の枠組みが作り易く、部分点が稼ぎやすかったが、⑷の120字は中心を少しずらしてしまった。見セル・フーコーでお馴染みパノプティンコ、もといパノプティコンがもろに出てきたので、当ブログの読者諸氏は少し読みやすかったのでは。

第二問(18/30)

 やや難。そもそも東大は読みにくいタイプと読みやすいタイプに二分され、今回は前者だっただけ。話の流れは追えなかったが、設問単位では重要古語をしっかり追い、比較的マシな点数をおさめることができた。

第三問(22/30)

 やや易。易判定でもいいくらい。「較」を捌けなかったところ以外は、中心は抑えられた。「比較」という熟語そのものは想起できたが、そこから動詞としての類推ができなかった。設問になってるからそんな捻りはないはず、というメタ的視点も足りなかったけど、にしてももう少し粘れば絶対取れたので悔やまれる。

第四問(7/20)

   標準、良問。といっても、最近の東大模試がたて続いてかなりの易しさだったのがおかしく、東大本試の第四問は通例かなりの難度なので、標準は標準でも難しい。僕は基本第四問は10点前後取れるが、今回は低めに落ち着いたのもその証拠。「魔術師」の比喩崩しをはじめとして、歯応えのある良問が揃っていた。翻訳や外国語、詩の引用も第四問としては頻出。しっかり復習したい。

総合(約70/120)

  標準。ただこれは本番に近い、という意味で。古典はやや易しめだったが、現代文を中心に良問が多く、僕が受けてきた模試国語史上もっとも満足の行く出来のセットだった。前回の河合は馬鹿簡単だったので、平均は前回から10点前後下がると思われる。

 

数学

第一問(12/20)

 易。しかし計算ミス…!ゆっくりとした死はここから始まっていた。

第二問(18/20)

   標準。最後の式整理が汚くなった上、検算そのものを計算ミスし間違ってると誤解したまま顔面蒼白で試験を終えた。これで10分余計にタイムロス。

第三問(0/20) 

   やや難、良問。模範解答通り二桁の数をそれぞれ文字でおけば見通しは立つようだが…。4文字で立式して、平方数(mod10)で一の位に着眼してしまった。全体を見通す余裕がなかったというか、柔軟性に欠けていた。初手でミスってドツボにハマると死ぬタイプの問題なので、仕方ないと言えば仕方ないが、できた人には簡単だったと思われる。

第四問(3/20)

   やや易。今回の大戦犯……………。座標から傾きtanθでアプローチしてしまったため、式がアルティメット複雑になり過呼吸になりかける。あ〜…言葉にできん。それにしても、駿台全国第二問も落としたし、その前の河合も図形で落としたし、僕、図形苦手なのか?京都一橋あたりの図形いくつか解いてみるか。

数学総合(約30/80)

   今まで平均偏差値75くらいだった一番の得意科目で、まさかの大・大・大爆死。敗因は第一問の計算ミスと第四問。数学で40切るとこんなにキツイ戦いになるのね、と数弱諸氏の気持ちを噛みしめながら1日目を終える結果に。ただ今年の目標は脱・数学依存であり、そして夏から力を入れてきたのは英語と世界史なので、英語と社会で「数学の遅れを取り戻す」のを目標に決め、再度奮起。2日目が逃げから攻めに転じたはじめての瞬間だった。

 

世界史

第一問(12/20)

   やや易、ただし悪問。ガッツリ取ったぜ!…と思ったが、解答見たら意外と出来が悪かった。まず9カ国条約と4カ国条約を間違え、さらに武器貸与法をWWⅠの文脈で使ってしまうという浪人生にあるまじきミス。未だに基礎がスカスカ…。さらに模範解答の加点ポイントも正当性や根拠に欠ける妙なものばかりで、そこでも打撃。フーヴァーとかニューディールとか、リード文読む限り、どう考えてもいらん。並列が冗長。そのわりにタフトのドル外交や三極構造が抜けてるし。必要なのはこっちだろ、アホ。出題者は世界史はできても日本語はできないようだ。一生一問一答しとけバーカ。まあ僕はそもそも世界史ができないから、まずはそこからだけど。今夜一問一答買います…。

ちなみに指定語句「法幣」は、詳説おじさん以外にはやや細かかった(?)ようです。僕は詳説おじさんなので何も思いませんでしたが…。過去記事でも触れたので、ご存知なかったかたはぜひ読んでみてください。クソ短いので。↓

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https://rounin-rojin.hatenablog.jp/entry/2019/07/07/051119

第二問(8/20)

 やや難。ウラマー難しすぎないか…?中国文化史もボロボロで、中世ヨーロッパの俗語に関する問題も、ドイツ語訳や活版印刷は思いつかなかった(覚えてるけど発想がなかった)。

第三問(18/20)

   やや難。第三問にしては難しめな出題。運も相俟って、恐らく捨て問の「日宋貿易で日本が輸出していた火薬の原料(A.硫黄)」だけ落として、比較的高得点に落ち着く。硫黄は日本史選択者には簡単だったのかな。言われてみれば火薬といえば硫黄だし、常識問題的側面もあったのかも。まあいいや。ちなみに『沈黙の春』、「黙」の字が思いつかずに『サイレント・スプリング』って書いてたけど、試験終了五分前に思い出して書き直した。英語表記で出してたらどうなってたんだろ。というか、レイチェルカーソンは一般常識として知ってたけど、世界史知識としては結構細かいよな、これ。案外解けた人少ないかも?

世界史総合(約35/40)

   やや難。第一問の的外れ具合を鑑みれば、難判定してもいいかもしれない。第二問を中心に難問揃いで、いかにも模試〜って感じだった。ただ、苦手な近現代分野でもちゃんと「戦えた」し、勉強の成果をはっきり感じることができたので、そこは二重丸、いや花丸。

 

地理

第一問(7/20)

   やや難。…が、何よりA0点という悲劇が悔やまれる。問題文を二箇所読み間違え、それだけで4点飛んだ。嘆息。Bの出来も芳しくはなかったが、こちらは難し目だったので仕方なし。

第二問(10/20)

   標準。A難しすぎない?飛ばして最後5分に適当に埋めた。人口多い国からDのフィリピンを消してインドネシアって当てずっぽうしたら合ってたのでラッキー。ただ⑵はかすらなかった。もう少し考えれば部分点は取れたかな。B標準的な思考問題。平均くらいは取れたかな。Cここは取れたし、稼がなきゃいけないところ。

第三問(10/20)

   やや易。A⑴面白い!東大っぽくはないけど。⑵階級区分図の頻出記述問題は知ってるけど、問題文がわかりづらくてあえて外して書いちゃった。不親切に思えるけど僕の読解力がないだけなのか?取れた人は多そう。B東京が少ないっていらないのね。C簡単だけど、記述の仕方が下手だったりなんだりでけっこう減点くらってそう。

地理総合(約25/60)

   標準。35は欲しいセットだったなあ。悔やまれるのは第一問Aのケアレス、第二問Bと第三問Cのもう一歩の点数。ここで10点伸ばせた。後ろ二つに関しては最近過去問演習してないことによる勘の鈍りが原因と思われる。が、センター対策も兼ねて今のうちに基礎をもう一周したいし、そのうえで過去問に臨むべきでもあろうから、ここはやや仕方なし。でも30はきりたくなかったな。

 

英語

*理想設計:4b10分→1A10分→2ab18分→下読み7分、リスニング→5 20分→1b15分→4a10分

1A(8/10)

  やや易。なんか最近ダーウィンの話ばっか読んでる気がする…。はいはい淘汰淘汰。訳語が不自然なところがあったので減点は来ると思われるが、構成自体は満点。現代文(自称)得意な身としてはバリバリ稼ぎ所。

1B(10/14)

   やや易。でも超嬉しい!!!何故ならリスニングに隠れて目立たなかったものの、死ぬほど苦手な大問だったから。土壇場で、まず一通り読んでから選択肢に目を通す、というやり方が功を奏したみたい。おっしゃ。

2(10/20 仮計算)

   割愛。

3(12/30)

   標準。サイアク。何がサイアクって、前回もリスニングができなくて死んだのに、何も進展がないから。でもここ数日英語に触れられない日が続いてたから、その影響もあるっちゃあるんだよなー。駿台でリベンジできるよう、明日から再び調整。あ、あと下読みの時間が足りなかったのはかなり響いた。10分ずつで済ませたい要約と和訳が12分ずつかかって、自由英作も手こずったので、下読みに4分くらいしか割けなかった。

4a(4/10)

  ?ほぼ解いてない。最後3〜4分で解いた⑴⑵はあってたけどあてずっぽうの残り3つは×。

4b(13/16)

  標準。といっても、そもそも東大和訳は基本問題ばかりなので、実質カンタン。そして取るべき所はきっちり取れた。

5(15/20)

  やや易?やけに高得点だったが、これは僕ができた方なのか、それとも簡単だったのか?よくわからんが、素直に喜んでおく。目標の20分できっちり通して読めたのは、おそらく試験直前30分流し読みしたリンガメタリカが効いた。

英語総合(約70/120)

  標準。河合にしては易しいセットだった。リーディングは十二分にできていたので、80切ってしまったのはひとえにリスニングのせい。繰り返しになるが、駿台でリベンジ。何故か最近読解の速度と精度が上がっているのはリンガのおかげなのかな…。

 

総合 約230/440

前回から下がったし、そもそも伸びきらない結果になってしまったが、やはり数学とリスニングが悪い。数学は反省しつつ、でもすぐにどうこうできるものでもないので、駿台と代々木で様子見。リスニングは引き続きリンガと模試過去問で勘を取り戻す。

前回の文ⅢA判ラインが222点で、今回は国語と数学が難化しているため、恐らくここからもう少し下がると思われるものの、自己採点と本採点のズレもあるので、冊子掲載の如何は不明。文Ⅲ一位とかほざいて何を…という感じだが、勉強できない時期が長かったこと、そして得意の数学で失敗したぶんを2日目で取り返せたことを加味すればまあまあ健闘したほうか。文Ⅲ一位、そりゃ取れればいいけど、あの時から状況も変わっている。3模試とも冊子掲載をとりあえずの小目標に、そして大目標として代々木や駿台文Ⅲ一位、すなわち数学天元突破×古文平均以上×リスニング高得点×他順当な点数、を目指していく。

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オープンはこんな感じでした。夏模試から進歩がないですが、近況を考えれば、僕としては上々です。

駿台、代々木までの間に実力を調整していきたいですが、なによりも鬱の回避や向き合い方を優先して過ごしたいと思います。

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僕の鬱について

文字通り誰の得にもならない記事(僕の得にはなるか)ですが、形だけでも発信すると、そのぶん鬱が発散されるような気がして少し楽になるので、勝手させてください。長い独り言。読まなくていいです。読まなくていいですって言うと読んで読んで!!!みたいに取られるかもしれませんが、ほんとにここに書くだけで気が紛れ、そのためだけに書いてるので、読んでもらうことを目的にしてません。文章化すると見通しがつくし、その文章を人に見てもらえる場所に置くとそれだけで自分が認められた気分になるんです。

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僕の鬱を形容するには、「圧迫」という言葉が相応しい気がする。圧迫感。人生の先行きが塞がれているのに、時は淡々と流れていくので、まるで強制スクロールで壁に挟まれて死ぬマリオのような気分になる。実際何度か押しつぶされて一機を失い、それでもゲームオーバーを避けるため、睡眠という1UPキノコを取り続けている状態、そう言っていいと思う。

先行きが塞がれていること、正確にはそう感じることに僕の鬱の原因があるなら、何故そうなったのか。自分で分析してみる。まず、目先の受験勉強が辛くて、その先のことが考えられない。そもそも去年までにいっぱい勉強して、もうその時点で燃料切れだった。今年完走する気力は、はなからない。その上僕は東大に行きたいわけじゃない。東大以外が嫌なだけ。それも、麻布のみんなが東大だからという単純で浅はかな理由で。そんな負の動機でどうにかなるほど東大受験は甘くない。そして、確かに東大でしたい勉強があるって言った覚えはあるけど、ここにもっと根本的な鬱の原因が、僕の進む道を覆い尽くす霧があった。

自己欺瞞」。僕の全てが欺瞞に満ちていて、そしてその事実を欺瞞という言葉で限定してしまったこと。これが全ての始まりで、希死念慮の正体だった。

「東大行って哲学や言語学を勉強したい」。「受験勉強そのものにやり甲斐を感じている」。これらをはじめとする僕の一挙手一投足が、自らというキャラクターを彩るため、無意識ながら意図的に「そうあるべきだ」と仮定し、あたかも本心かのように盲信してきた。という、その事実に気づいてしまった。実は東大に入ったところで心からやりたいことは何一つとしてない。虚脱感が身を襲うようになったのは、間違いなくこの欺瞞を自ら暴いてしまってからだ。

不幸中に幸いはなく、どころか不幸がもう二つ。一つは、僕の勉強の動機は、いつだって欺瞞から始まっていたこと。その欺瞞が打ち砕かれ、動機そのものがほとんど消滅してしまった。今までの僕には、「自分には東大しかないんだ」、この根拠のない至上命題が常に頭を占めていた。そして自分の体に鞭を打ち、誰よりも苦しむことそれ自体に自己憐憫に浸り、そしてそんな自分に自己陶酔していた。この欺瞞・憐憫・陶酔の3ステップが、実は東大に行く気はない僕の、大きなモチベーションだった。虚栄的、というか空虚な動機付けだが、そもそも東大への志向性がほとんどなく、あってもそれも欺瞞に過ぎなかったので、当然のことだと思う。東大で勉強をしたいというのは欺瞞で、僕は学歴を必要とする職に就く気は一切ないのだから。じゃあ何をして生計を立てるのかって、それもまだ未確定。

そしてこの怠惰を熟慮していたら、二つ目の不幸、そして受験への忌避感に留まらない希死念慮の正体に思い至った。僕は受験への欺瞞だけでなく、人生の欺瞞さえ暴いてしまったのだ。実は僕は、生きがいを何一つして持っていないことに、気づいてしまった。まんがタイムきららやアニメ、この唯一の趣味さえ欺瞞、すなわち自己を確立するために好きだと仮定した虚構の娯楽なのだと、腑に落ちてしまった。その他もろもろ、あらゆる感情・神羅万象に虚無を見出してしまう。もう生きる意味ないじゃん。楽しいこともないのに、社会の荒波に自分から突っ込んで行き、東大生とか早慶生ばかりいる中で65歳まで無限の競争を続けるのか?社会性への忌避感がいっそう将来を不安にさせる。全てが欺瞞に満ち、心から好きなものが何ひとつない僕には、特殊な職にもつけないだろう。サラリーマンも無理だし、なんか他のすごそうな職業も精神的な内実が伴わないし、じゃあそんな辛い思いをして日銭を稼ぐ意味はあるのか。それは死の恐怖から逃避するためだけじゃないのか?死の恐怖から逃げるためだけに、今後死ぬまで、今と同じような思いをしながら労働に明け暮れなければならないんじゃないか?なら、死後の世界がないと仮定するなら(僕には宗教心がほとんどない、あるとすれば科学・理性信仰に近い何かだし、そんな中途半端に衒学的な自分に嫌気がさす)、勇気を出して死んでしまった方が、ここから単調減少するだろうQOLは相対的に高いまま生涯を終えるのではないか?いや、じゃあ残された家族はどうするんだ。家族が僕を愛していないというのは、それこそ憐憫に浸るための欺瞞でしかなく、彼ら彼女らは僕のことを愛してくれている。その涙を僕は無視するのか?いや、でも死んだ瞬間に僕の認識すなわち僕にとっての世界は終わり、………このように、将来への怠惰について考えていると、それと絡みつくように死の概念が僕の脳を占領し始める。希死念慮を概念でしか知らない人、概ねこの仮定そのものが希死念慮、のはずです。僕は希死念慮ビギナーなので断言して良いのかわからないけど。

ともかく、こうなったらもうダメ。少なくとも今は必死にこの事実は考えないようにしてて、というかこれを考えていると本当の本当の本当に頭がおかしくなって、マジで自殺したい以外の感情が湧かなくなってしまうから、とにかく全精力を振り絞ってこの「二つ目」から目を逸らし、なんとか立ち向かうのは「一つ目」だけにとどめようとしている。それでもふとこの事実が頭をよぎると、息切れと動機がはじまり、時には嘔吐感さえ覚え、性欲や食欲などあらゆる動的志向性が減衰してしまう。布団に篭って眠りにつき、寝起きの頃には目を逸らせるようになっていることを祈るのが、自分にできる目いっぱいの抵抗。眠ることすら難しいんだから、ましてや勉強なんて、そんな時にできるわけがない。てか、そんな時にしても意味ないし、さらにいえばそんな精神状態で勉強してると、今度は「二つ目」に後押しされた「一つ目」に押しつぶされそうになる。この二重の圧迫感から逃げるには、やはり眠るしかない。

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という感じで、ひたすら寝てます。幸い「二つ目」にさえ目を向けなければ、とにかくここまで頑張ったんだから、欺瞞でも何でもとにかくあとちょっとの時間やりきってやるぞ、という新たなモチベーションが「一つ目」と拮抗し、その波の上下によって勉強できる時もあります。受験鬱のなかでも、まだ軽傷の部類に入るのでしょう。ただ、波が「下」に来た時はそんなモチベーションは虚無的な欺瞞だと棄却され、「二つ目」に怯えて眠るしかなくなります。睡眠障害がなくて本当によかった。てかあるじゃん、不幸中な幸い。まあ、とにもかくにも、僕の鬱はこんな感じなんです、という文をここにばら撒いたことで、ガス抜きになりました。愚痴に近い仕組みなんでしょうね。あそこまでいったのにここまで読んでくれた人がもしいたとしたら、おそらくあなたを少し暗い気分にさせてしまったでしょうが、そのかわりに僕の気は少し晴れました。ありがとうございました。

148 10/31

お察しかもしれませんが、勉強に本腰を入れようとした矢先に鬱に飲み込まれました。飯が喉を通らず、指先一つ動かす気がせず、晴々とした太陽すら疎ましい。そんな二日間を過ごしていました。今どうにかこうにか復帰して、この文を認めている次第です。鬱鬱言ってますけど、これ、怠惰でも何でもなく、本当に体が言うことを聞かないということだけは理解していただきたい。寝ている時以外、受験への焦燥感と希死念慮に脳が支配され、目の前の教科書に没入することができないんです。ガチの希死念慮って、あのー…語彙が足りないんですけど、ガチで希死念慮なんですよ。鬱という言葉をスラングとして濫用するメンヘラを冗談でもなく殺して回りたい。…殺して回りたいって動的な感情を抱いているだけ、現状はだいぶ改善してます。

模試前にこれって、もうどうしてくれんだよって感じですけど。せめて直前期には起こらないでほしいですが。はあ。どうしたものか。

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第二回駿台全国模試 結果

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一応A判定ではありますが、数学はまだしも、地理も世界史も酷いものです。特に地理。あーこの話するだけでまた鬱になりそうなんでやめます。感想は気が向いたらいずれ書くかもしれませんし、もう放置するかも。ちなみにドッキングで出てる駿ベネは合計700弱でE判定でした。理科基礎が50未満なのは置いておいて、何故か英語が150台だったのが爆死の原因ですが、これに関してはもうコメントする気にもなりません。まあ二度とこんな点数取らないでしょうが。

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憂鬱感の余燼に燻られ、模試開示さえ暗い雰囲気になってしまいました。すみません。

147 10/28

結局生活リズムが崩れてしまったので、10/28ぶんを翌朝10/29に書いています。二度と夜更かししない💢眠いから効率悪いし、それで昼寝したらだいぶぐっすり寝ちゃうしで、散々な一日でした。

パノプティンコ1028

ノルマ1028

  • 英語河合過去問 ✔︎
  • 書き込み世界史〜p274 
  • 地学基礎教科書 一章全て 
  • 国語②③④ 
  • 数学駿台過去問〜直しまで 
  • 英語河合直しある程度まで(明日で完結) ×
  • 地理村瀬 ×
  • +αでリンガメタリカを少し

 

というわけで、ノルマも大して達成できず、勉強時間も8時間という結果になりました。まあ目指してるだいたいの最低ラインが①一日8時間勉強②リスニングを一日一度はする、なので、そこが達成できただけ良いのですが。

それにしても河合の英語キツすぎですね。まず第一問がcまであり、段落挿入と整序が二問にまたがってましたし(そういう年度の過去問もあったのか?僕が無知なだけかも)、要約の文章も難しく物語もかなり長めの文章でした。リスニングが一つ問題文も放送という仕様は、その年度の過去問の模倣でしょうが、それもかなり負担でした。

しかし!喜ばしいことに、英作抜いて70点獲得。それもなんと、リスニングが26/30点を記録しました。苦手なリスニングは今までの最高点が20点でしたから、これは群を抜いて自己最高得点ということになります。リスニングが高いと得点力の安定感が段違いですね、要約失敗(6/12点)で80くらい取れるんですから。正直めちゃめちゃ嬉しいです。これがきっかけで恒常的に24点取れるようになってくれれば、全体80点安定も夢じゃありません。

浪人してからいっちば〜ん最初のほう、僕がまだ浪人=無双と受験を舐め腐っていたころ(https://rounin-rojin.hatenablog.jp/entry/2019/03/03/085901)、「これは取れるやろ」といっていたラインが[国80英80数60社80→300点]でした。どうにかこのラインまでは調整したいですから、英語はこの後も模試過去問を通じて演習を重ねていこうと思います。

 

ノルマ1029

  • 河合英語直し
  • 駿台数学直し
  • 国語古漢過去問
  • 世界史〜14章 理解が浅いので、一日でできる分だけ周回したい
  • 地理村瀬
  • 地学〜1章今度こそ

 

今日は祖母宅(片道1時間)の方へ向かうので、7時間くらい勉強できれば上々かな、といった具合です。祖母の具合が悪いらしい。模試直前のタイミングでお見舞いは、億劫に感じる部分もありますが、それでも今しかできないことというのはありますから。自分から行くと母に申し出ました。僕はまだ親しい人の死に立ち会ったことがありません。ですが、後悔混じりに悼む自分の姿は容易に思い浮かびます。人は後ろめたさなしに死を受け入れることはできないのでしょう。それでもできるときにできるぶんだけ、祖母孝行を心がけたいと思います。今日できなかった分の勉強時間は、これから入試までの怠惰をすこしでも削ぎ落とせばお釣りが来ます。やはり祖母優先です。

 

何よりもまずもっと長生きしてほしいですけどね。おばあちゃん。

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146 10/27

早速。

パノプティンコ1027

ノルマ1027

  • 国語②③④✔︎
  • 数学駿台過去問 直しまで✔︎
  • 英語河合過去問 丸つけまで×
  • 書き込み世界史 p241からできれば274、最低261まで 
  • 地理村瀬 適当に
  • 地学基礎 ×

 

7時間。少なめですが、それは20時くらいに仮眠を取ったから。さきほど25時くらいに起きました。できなかった分は今から消化しようと思います(英語だけ駿台を河合に変更)。ただ、これだと睡眠時間も少ないので、昼食の前後で昼寝をとる予定です。ここ2日で少し狂った生活リズムも、それで回復したいところ。

そして、その昨日(10/27)の残りのぶんと、今日消化したいぶんをまとめたのがこちら。

 

ノルマ1028

  • 英語河合過去問
  • 書き込み世界史〜p274
  • 地学基礎教科書 一章全て
  • 国語②③④
  • 数学駿台過去問〜直しまで
  • 英語河合直しある程度まで(明日で完結)
  • 地理村瀬

 

数学模試過去問は一日で一回分を完結させるように心がけてます。100分を80分に圧縮し、直し込みで2時間以内が目安。ただ昨日(10/27)は2.5時間くらいかかってしまいました。ミスが多かった。20分圧縮すると、時間の切迫から募る焦燥でミス率が爆増し、20分減らしたぶん以上にシビアな戦いになります。実際偏差値でいうと60前後にとどまることが多いです(一回目は四問中二問を初手立式から計算ミスし19/80点で偏差値50割りましたが…)。当面の目標は、まず80分で文Ⅰ浪人合格者の平均を上回ること、そして次に80分で偏差値70に到達することです。前者はほぼ達成できてるので、高難度の後者を本番までに継続的に達成できるようにすることが、数学の最終的な指針になると思います。今のところ「ポテンシャル的に最大ここまでは取れたな」というラインが偏差値75くらいなので、20分狭めた制限時間に対応できるだけのスピードと、かつ各問題をミスなく処理する丁寧さを磨いていけば、できない話ではないはずです。それにしても久しぶりに数学を「勉強」してる感あります。冬ですね。

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生活リズムが正常であれば今夜も更新するでしょうから、少なめですが今日のぶんはこれで。

 

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