狂人日記

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058 6/22 【嘔吐】

朝ご飯食べ過ぎた!嘔吐感。

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ということでジャン-ポール・サルトル『嘔吐』借りてきた。鈴木道彦先生訳の新訳版。以前どっかの記事で既に読んだことある、みたいに触れた記憶があるが、実はそれは正確ではない。受験若干逸脱レベルまでの要点を国語講師の方にご教授いただき、あとは少し読んで断念しただけ。情けないが、高一の頃の話。当時の僕はセンターすら英語60点数学30点みたいな痴呆だったので仕方ない。今度こそリベンジ。ただ、冒頭40ページほど読み進めたが、なんと難しいことでしょうかね…。『美徳の不幸』はレトリカルではあったもののストーリー展開そのものは極めて単調でサクサク読めたが、こちらはそうはいかない。骨が折れそう。

ついでに借りたのが昨日記事で触れた菅野盾樹先生『レトリック論を学ぶ人のために』。慶應で借りる予定だったが地元の図書館に置いてあったので『嘔吐』と一緒に借りることに。ラッキー。だいたいは記号論・言語論的な話だと思ってもらえれば良い。間違っても「猿でもわかる!文章のいろは〜小説家になろう〜」みたいなやつではない。

文系諸氏にはお分かりかと思うが二冊とも言語論系のチョイス。読書ブームが来ているのは事実だが、サドとの脈絡は全くない。どちらかというと臨海東大テストゼミの影響で、第四問の言語論が(これもまた先日記事にしたように)良い出来だったのでこれを機に掘り下げることにしただけ。二冊とも読み終えたら記号論の権威かつ東大教授、かの佐藤信夫先生を読んで一区切りとする予定。それにしても最近本読みすぎか?たしかに全然勉強してない。これでは東大模試はどうなることか…う、吐き気が。

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