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地獄③。まだ慣れない。ガイダンスに遅刻してスマホいじってたら怒られる。名指しじゃなくてよかった。ちびるかと…学生指導部怖過ぎやろ。
クソ長いガイダンスに気が滅入った後、昼食にラーメン。日吉駅西口側は店がずらっと並んでいるので一番近場を採用。味微妙。650円の限界か。星2つ。混んでいたので足早に退店、キャンパスへ。
壮観!色鮮やかなユニフォーム・コスプレをした諸先輩方が勧誘に励んでいる。ビラの嵐は帯状に、数十メートルほど続いていた。あまりの陽気にまた憂鬱を感じるが、そろそろこの環境にも慣れたい頃だ。勇気を出して真正面から割り込む。満員電車くらいの圧迫感。でも女多い。肌露出し過ぎだろ!と思ってると横から柔道部の巨漢が野太い声でサークル名を叫ぶ。これが華のキャンパスライフってやつですか…一周回って感心しながら突き進む。チアのミニスカート短え!オタサーの勧誘きめえ!女多い!美女多い!!巨乳!!!目のない青春色の台風を抜け切り、ある疑問が浮上する。
何故僕は勧誘されないんだ?
追:自習室からの帰り際、まだお祭り騒ぎだったのこっそり撮ってみた。
この混雑で誰も僕に声をかけないという孤独感。寂寥感。疎外感。あなたに想像できますか?
040 4/2 【地獄】
慶應二日目。地獄は依然として続く。しかしどうやらその形質は変わったようだ。
昨日は「イキリ内部生ウザすぎ地獄」だった。言うまでもない。多分その場に居合わせた外部生の8割以上が感じてたのでは。で、今日の、あるいは今日からのメイン地獄は「女地獄」だった。
僕は中高一貫麻布学園に通っていたので、女性に対する免疫が全くと言って良いほどない。特に同年代の女性と対峙することがほとんどできない。話せるが、目を合わせられない。ドモるし。中学生の頃出会い系×カカオにハマっていたので電話はギリいけるが。
見渡す限り一面の男と女!なんと男に負けない数だけの女が、それも僕と同じ属性(慶應商)の女が所構わずひしめいている。ここにも女、あそこにも女。女。女。女!姦しいとはよく言ったもので、内部陽キャ(♂)腹式呼吸クソデカ声とはまた違った嬌声が耳をつんざく。でもそんなのどうでもいい。
体が硬直してしまうのだ。常に誰かに指を指されて笑われているような感覚に陥いる。心が猜疑と懐疑で満ち満ちていく。腹痛。頭痛。目眩。精神病か?若干の鳥肌に自分ながらドン引きしつつ原因を探る。典型的方法論、衡量。麻布と慶應の差は?女性量。なぜ女性が多いと身動きが取れなくなる?「慣れてない」となぜ硬直する?…ああそうか、女性に少しでも良いように見られたいのか!思春期か!今更になって!!ファッション興味ありません、オタクなんでwみたいな面しといて!!あああ!!!キモい!キモい!自分がキモい!キモあああああくしゃみ出た!!!!みんなこっち見てる!!!!うわあそこの4人組クスクス笑ってる!!!クソ!おい!笑うな!!!!ああああ
Hell isn't other people. Hell is yourself.
「地獄とは他人ではない。君自身だ。」
038 4/1 【慶應入学式】
ということで始業式。の前に昼飯がてら新元号発表中継を見る。
言いにくう…でも書きやすい。元からそんな興味もなかったので、ふ〜んて感じ。で、ここでひとつ、無理やり受験に結びつけた話。現役時世界史講師の先生が仰っていたことだが、地理などで顕著な「時事問題」の傾向は東大世界史にはほとんど見られないらしい。世界史で時事問題?現代史か?いや。例えば一昨年2017年は1517年から500年記念の年だったが、ここではその年ルターに関する出題がなされた場合について言及している。所謂「メモリアル問題」である。今まで東京大学が出題したメモリアル問題はアフガニスタンの独立時の一題だけなのだ。つまり何が言いたいか?したり顔で「一世一元の制」出題を予想しているそこの君!無駄だ!!!
閑話休題。入学式、参加。感想はこの一言に尽きる。
内部進学イキリ陽キャ腹式呼吸声デカガイジどもマジうるっせえ!!!!し、うぜえ!!!!
式典は一から十までクソでした。書く気も失せたので今日はおしまい。慶應やめてぇ…。
追:渡されたビラの中でこんなものを発見。
こんなヤリサーの塊みたいなテニサー本当に実在するんだ…。3つのSのうちどれか1つは絶対セックスやろ。ここは地獄か?