狂人日記

note始めました。詳しくは一番新しい記事で!

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勉強する気起きないんでダラダラ雑記。模試の次の日がやる気なくなるのって僕だけなんですかね。モティヴ(めんどくさいオタクなのでmotive"動機"とmotivation"動機づけ"の使い分けにうるさい)はあるのにあらゆる文字が頭に入ってこなくなるんですが。ちなみにこの現象は脳内西尾維新が「マロニエ症候群(ラ・ノゼ)」と名付けています。やっぱ仏語は響きの格好良さが違えな…。

いつもと違って文体に鬱が込み上げていないのは、単純に鬱になっていないからです。ちょっとだけ克服。勉強できない・したくないという苦しみを思考の外に締め出すことで、精神の根本にまで浸透させない術を身につけました。「浸透」は自分の精神状態を指摘する上で僕なりに的確な表現です。粘り気の強い黒黒としたタールを純白でふかふかのベッドに垂らしたところ、その染みが重力に従い奥へ奥へと貫通、即ち浸透していく。ように、自覚・無自覚種々のストレスが爆発すると、勉強面に限らないあらゆる面へとその鬱が拡散していくんです。今回「浸透」を未然に防いだのは、タールがベッドの表面に少し滲んでも気にせずに放置したことで、手のひらで余計に汚れを伸ばすことを避けた、さしずめそんなとこでしょうか。もっともタールの量がもっと多かったら、再び希死念慮と相対することになったのでしょうが。奴との戦いは少し先延ばされたようです。あぶねー。

自己との戦いと言えば、こんな僕の内情よりも最近の数学について話したい。てか思ってた100倍以上麻布生がこのブログを読んでいることが発覚して、僕個人を掘り下げた話をしてたのが急に恥ずかしくなってきたんですよね…。まあやめませんけど。ともかく数学について。1番の苦手科目故に1番やりこんで1番得意になった、この話はアホほどしてきました。で、スランプも何度も味ってきたわけです。今回は4回目かな。数学は僕にとっては強い思い入れのある科目になります。立ち位置としては主人公の奥底に眠る闇の力みたいな感じです。尾獣でも虚でもなんでもいいですけど、基本振り回されるばかりだが一度使いこなすと馬鹿みたいな力が得られるアレ。少年漫画テンプレと少し異なる点は、1番最初に修行パートをぶっ込んで初期から自分の力に従えているところにあります。狂人日記史上最もどうでもいい情報ですね。

で、こんな魯迅の奥底に眠る†闇の力†である数学君が、4度目の暴走を働いていると。試験(ラスボス)前にひと盛り上がり作るためのご都合展開にも思えてきますが、何にせよこいつを制御する必要があります。できないならできないで先日記事にしたように国英で補填すれば良いのですが、やはり20と4〜50じゃ安定感が雲泥の差ですから、馬鹿にできたもんじゃありません。では、具体的に何をどうすればいいのか?考えてみました。二つかな。

まず一つ、基礎のヌケを埋める。今年ほぼずっと放置してきたので当然の報いです。やらねば…と思いつつやる気が出なくて放置してます。今更感すごいし。整数とベクトルだけ1対1を見直して、あとはプラチカ一周やり直すとかそんなもんでいいんでしょうか。正直プラチカ一周さえダルいですけど。

二つ目、攻守のアンバランスを整える。これまた厨二っぽい言い回しになりましたが、他の言葉が思いつきませんでした。高得点を狙っていくか、一定ラインを堅実に取りに行くかという話です。今までの僕は攻め一点張りのハッサンタイプでした。見直しとかほぼしませんでしたし。でも、基本2冠2半〜3冠半は素点として取れていて、そこから減点が来て60点前後に収まり、結果として高得点を収めていたのも事実です。この姿勢が崩れたのは秋河合での失敗以降。駿台・代々木は、「とにかく40点はキープしなきゃいけない」「難しい問題は即捨てて絶対に取れる問題を入念に見直ししなくてはならない」「奇を衒った解法よりも手間はかかっても堅実で確実な解法を選ばなければならない」といった強迫観念のもとプレイしました。その結果はご存知の通り惨敗。もともと思考法で攻めていたのであって計算精度自体が高いわけではないのに、こんな変に守りに回って成功するはずありませんでした。特に駿台の第一問(対角線が直交する台形)と代々木の第三問(トーナメントの確率)を落としてしまったのは、この引け腰のせいで座標設定や愚直な場合わけなど、安全性は保証されているものの極端に手間のかかるルートを選択してしまったからです。攻めを捨てたのに守れてない、本末転倒とはまさにこのこと。ゲントの杖剥がれたチャモロかな。

しかし!チャモロもちゃんとレベルを上げてやればかなりの強キャラなんです。僕も攻守双方を固めた数学スタイルを目指します。具体的には、①「取れる問題」の正答率を入念な見直しで上げる、という方針はそのままに、②ぱっと見で難しい問題には今まで同様攻めの姿勢を保つ、こんな感じです。至極当然の帰着ですが、少なくとも今までの僕は見直しを軽視していた節があったので、個人的には立派な成長だと思います。特に②を大事にしていきたいですね。方程式を見たら図形的に楽な考察ができないか、とか。そういう飛び道具を積極的に持ち出すスタンスでいないと、どうしても時間が足りなくなって、全部解ききれなくなります。すると①が失敗した時に大ダメージをくらってしまう。時間のショートカット→他の設問に回す時間を増やす→見直し、この一連の流れを生むためには、「うまい解法」を模索する攻めの姿勢がある程度必要になってくるんだと思います。攻撃は最大の防御、とはよく言ったもんですね。生まれてこの方殴り合いなんてしたことありませんが(陰口なら叩いた数でも叩かれた数でも僕の右に出る者を知らない)、†闇の力†が僕に最強への道標を与えてくれた、というお話でした。早く脱スランプしてえ。、

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やめるつったんですけど、やっぱバナーもうしばらくつけることにしました。何故なら「模試返却」と題された記事だけ読まないことにすれば良いと気づいてしまったから…。適当こいててすいませんね、いつも。